水源が住吉区内という、すごい川があるの、知ってはります?
川の水源地って、山奥とかとんでもない田舎とか、そういうイメージがありますね。
ところが、水源が大阪市内、しかも住吉区内という川があります。
その名も、「細井川」(細江川とも言います)
ものすごい街中なのに、いったいどうなっているんでしょうか。
まず、細井川ってこういう感じです。
いきなり普通の川とは違いますねえ。
市民の憩いの場ですからね的なオーラを存分に感じます。
残念ながら、このときは川の水が枯渇しておりました。
で、川をさかのぼること4分。
もう到着してしまいました。
どうやらここが川の上流のようです。住吉区南住吉2丁目。
まぎれもなく、街中。
もっと寄って見てみます。
ここが水源かぁ。
人工的なにおいがぷんぷんします。
角度を変えて、もう一度水源を。
この穴の向こうはいったいどうなってるんやろか。
ふつう、川の水源までたどりついたらそこで終わり。わたしは粘着質なので、そこからまだしぶとくねばって取材を。。
ん?なに?ちっちゃいあの建物。
消防の何かが保管されているようです。
そんなのはどうでもよく、その先。
もうちょい先。なんか、地下に水が流れていたか、本当は昔、ここは川だったのを無理やり埋め立てたかのような土地。
おっ。川っぽい。
うーん。ここで終わりかも。いかにも家の裏を流れていた川っぽい跡が。
どうやらここまで下水道の処理水がどこかからかパイプで流れてきて、水源に接続されているようです。
ものすごい大昔には、写真の向こうに見えるマンションの周辺は「寺岡村」という村落があり、どうやら環濠があったようです。そこの水を水源にしていたのでしょうか。
長居周辺の細かぁ~い歴史を知りたくなってきたみなさまには、瀧光寺さんのホームページをご覧くださいませ。